2007年12月20日
夜のあかり④

ASJ会津スタジオチーフエンジニアの岡です。
夜の光についての4回目です。
夜のあかり①夜の光
夜のあかり②光の色
夜のあかり③照明器具の効率
今回はLED照明器具について少しお話します。
皆さんはLEDと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。少し前まではパイロットランプのような使われ方が比較的多く身の回りにあったのではないでしょうか。
例えば電化製品の状態を表示するランプとか、電灯スイッチのON表示とかですね。最近ではよく目にするのは交差点の信号機や屋外の広告塔、道路標識や自動車・バイクのウインカーなどでしょうか。あと懐中電灯なんかも多くなってきました。
消費電力が少なくて球切れが無い(寿命が長い)等の利点があって、比較的少光量で間に合う分野で利用が早いようですね。
ただし、大光量の用途(広範囲の照明)ではまだ少ないですね。
※参照 コスト高ですが、照明器具も開発されているようです。)
http://www.led.or.jp/
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20351004,00.htm
今、住宅に使えるようなLED照明器具はダウンライト位しか無く、開発されている商品は施設向け・商店向けが主な用途ですね。住宅向けの製品が出回るのはもう少しかかるようです。
松下電工さんでわかり易いHPが有りましたので紹介します。
http://biz.national.jp/Ebox/j_everleds/index.html
今回は今までに比べるとちょっと(だいぶ)短いですが、これから普及していく分野でもありますので私も『勉強』という事で、参考にURLを乗せる程度の紹介しか出来ませんでした。
私は実際にLED照明器具を実際に使う機会は無かったのですが建築家の中では経験のあるスタッフがいます。ASJは建物全般を対象としていますので当然商用施設も手がけていますから。自分の家に照明の先端を行くLED照明を是非!!と言う方、御相談ください。きっと他に無い(世界に一つの)住宅(建物・空間)を実現できます。
ではまた次回に。
Koji Oka
投稿者 staff : 10:00
2007年12月14日
夜のあかり③

ASJ会津スタジオチーフエンジニアの岡です。
夜の光についての3回目です。
夜のあかり①
夜のあかり②)
だいぶ間が空いてしまいました。
・・忘れていたわけでは、ありません。
(もー、気になって気になって、いました。)
今回は照明器具の効率について少しお話します。
結論からズバッと言ってしまうとインバーター器具(蛍光灯)です。今、容易に手に入る機器で効率の最も良い器具ですね。
インバーターってなに?? という声が聞こえますね。
で、再確認のつもりで調べてみました。
■インバータとは
直流電力から交流電力を電気的に生成する(逆変換する)電源回路、またはその回路を持つ電力変換装置のことである。
逆変換回路、逆変換装置などとも呼ばれる。制御装置と組み合わせることなどにより、省エネルギー効果をもたらすことも出来、近年、利用分野が拡大している。
インバータと逆の機能を持つ回路(装置)は整流器(順変換器)。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
わからん??。
モーターなどは on/off 以外に回転数の制御を行う事ができることから省エネになるらしいです。で、照明はどの部分で省エネになるのか?・・・蛍光灯の点滅サイクルを(商用電源の50/60Hzのこと)上げることで(機器内に取込んだ電気)省エネになるそうです。(発光の効率が上がるらしいです。)
あと、チラツキが少なくなる(点滅が早いため)効果もあるそうです。
カタログを見ると蛍光灯器具でインバーター表示の無いものは減ってきています。器具そのものが安価なものには残っているようです。
ちょっと見たカタログの直管蛍光灯器具でインバーターの有無を比較できる物がありました。
カタログ定価での比較です。
(インバーター) 有り 無し 有に対して
・20W直管+電球の器具 15,750円 11,500円 136%
・20w直間のみ 8,190円 4,410円 185%
・ 〃 6,825円 3,990円 171%
・ 〃 7,245円 3,937円 184%
結構割高ですね。本体価格が安くなるほど割高になります。
単純に考えても回路が増えるわけですから当り前ですね。
もっと高額品の物で比較できないかな?・・と探してみると、無い!
あるメーカーの試算にランニングコストの比較(10年間)があったので見てみました。電気代は約半分です。6室に主照明が1灯ずつの条件で、調光も使用しての試算でした。電気代の差額が ¥130,000.- 程度でしたので、130,000÷(12×10×6)≒181円/月/1灯当たり、です。
上記の 15、750円の器具での差額 \4,250.- を電気代でペイするには、4,250円÷181≒23.5ヶ月ですから、2年でO.Kですね。(これは、試算の結果を基に大雑把で単純な計算をしていますので、正確さについては御勘弁を、あくまで傾向を見ているので・・)。
照明器具代金は通常どのくらいかかるでしょうか?器具の選定で大きく変りますから、床面積に対して仮に 5,000円 としてみましょう。
6室(6帖間×9.94) =59.64㎡(これを60%とします←だいぶ前のブログより)
収納部(15%) =14.91㎡
共用・水廻り部(25%)=24.85㎡
合計 99.4 ≒ 100.0 ㎡ですから
5,000円×100 =500,000円(当初の器具代)
この金額の半分が6室の器具代だとして
500,000円×40%÷2=100,000円(増額分)
主要6室のみの電気代で計算すると、
100,000円÷(181×6)=93ヶ月 (7.8年) ・・長い
4,000円/㎡だと、
4,000円×100÷2×0.4=80,000円(74ヶ月、6.2年)
3,000円/㎡だと、
3,000円×100÷2×0.4=60,000円(56ヶ月、4.7年)
きりがないので・・・
インバーター器具を使用した差額は電気代の差額でペイできて、
5年から8年以降が一つの目安・・といえるでしょうか。?
この辺の事もASJスタッフ(特に建築家)に御相談ください。
実際に照明器具を選定する段階で、メーカーにシュミレーションを依頼する
事もできます。もう少し現実的なデータが得られると思いますよ。
ではまた次回に。
Kouji Oka
投稿者 staff : 10:00