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スタジオブログ

2007年04月21日

トイレと広さの話

こんにちは。ASJ会津スタジオの長谷川光一です。
今回は、トイレの話しをします。建築家の方々は皆、しっかりした発想力をお持ちです。
住宅の建築をお考えの方へは、建築家より、少し身近な者の話しとして、お読み頂ければと思います.


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鳥の目、虫の目 第2話
「トイレと広さのはなし」
 
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住宅のトイレの広さは、どの位が適当でしょうか。一般的に多いのは、壁厚の芯で910㎜×1820㎜で、0.5坪、畳1帖の広さです。用を足すことのみの目的だけを考えれば、まずはこの広さで十分でしょう。住宅全体の面積を削りに削って低予算で建てたい時に、過剰な広さはかえって不自然な発想です。最近は巾を少し広げて、手洗いカウンターを設置する例が増えています。

では、バリアフリーの住宅を考えた場合はどうでしょうか。家族に要介助者、車椅子使用者がおられる時は、畳一帖ではどうにもなりません。せめて1坪(畳2帖)の広さは必要でしょう。戸を開けた時の有効巾も80㎝程度は確保しなければなりません。

今は家族が健康であっても、いざという時にどうしましょうか。狭いトイレを広げたいと考えます。でも事前に想定し、拡幅可能な住宅プランでなければ、隣接の階段や廊下や他室に影響し、最悪あっちもこっちも大改修となりかねません。。将来の対応にも配慮した計画にしておく事もとても大切です。

もし若干の余裕のある建築主であれば、是非。「1坪トイレ」をお考え下さい。トイレは来客者にもお貸しするところ。観葉植物を置く、季節ギャラリーで飾る、化粧カウンターを設置する、小便器を別に設ける等、。プラスαの演出でトイレは格段に豊かな空間になる可能性を持っているのです。
便器も益々衛生的に進化しています。臭い、汚い、暗いは昔のこと。これからはきれい、楽しい、心地良い、トイレ演出を試みてはいかがでしょう。

本当に広さが必要になった時の備えは、第2の目的とお考え下さい。

第1の目的は、住宅のトイレ空間をもっともっと豊かに発想して欲しいということです。

※画像はINAXより参照

Koichi Hasegawa

投稿者 staff : 10:00