2007年04月13日
自分にとって重要なのは?

こんにちは。チーフエンジニアの岡です。
さて3回目です。前回の続きを。
前回の私が担当した記事の1つ前の記事で、当スタジオの山浦が話した内容を読んで、「お!!、話の方向が近いゾ。かぶらないように注意しなくちゃ。」と思いました。原稿を上げる方が記事を読むより速いものですから・・。今回の話は大丈夫かな・・?。
以前にお付き合いしたお客様で以下のような考えの方がいらっしゃいました。
お客様 うーん。私の造る(ほしい)住宅は、見た目が大事だ。外観を重視して計画してくれ。
担当者 内部はどの程度にしましょう?
お客様 住めればいいよ、安普請でもいい。
担当者 えぇ!! そうは言ってもねぇ。
お客様 居住環境を快適にね。外は通りに面した側を見栄え良くすれば、他は安ーい金属サイディングでいいよ。
担当者 (この時代は現代風のしゃれた金属サイディングは無く、本当に安っぽいので本当に?と思いました。)
担当者 このサッシにはせめてペアガラスを入れましょう。あと、断熱材ももう1ランク上げないと暖房費節約になりませんよ。
お客様 差額で灯油を余分に買ったとすれば、何年分にもなるでしょ。だからこれでいいよ。
次に以前に紹介された工務店の方(岩手県の方だったと思うけど)から聞いた話です。内容は、予算が限られているが、どうしても(工務店で)工事してほしいというお客様の要望に応える為、必要の無い部屋の内装を一切しないというものでした。
というもので、床は下張り合板のまま、壁はなんと間柱あらわし。天井はボード張りまで。で引き渡したそうです。どう見ても工事途中のままですが、その後の見学会開催し実際を見た方で「同じ方法でいいよ」と話がまとまった例も複数あったそうです。
構造材そのままの地肌が表しになっている訳で、なでればささくれが刺さりセーターは引っ掛かるで大変だったそうですが、使ってみれば慣れてしまうようだ、とのことでした。ちょっと勇気のいる話ですね。
このようにときには自分(お客様)が重視する事は何か?。妥協できる点はどこか?優先順位を自分なりに組み立てて、実現可能か、有効か、使い勝手やその他への影響が出てこないか、といった事を検証していくことも場合によっては必要です。
文章を読むとあたりまえに行われる事なのですが、コストなどの兼ね合いで、「省く」 「やめる」 「なくす」 「代用する」を通常はやらないレベルまで思い切って受け入れられれば、違った案も浮かびます。
施工し完成後に見学会を開くこともある立場からすると、上記の話はあまり歓迎する事が出来ませんが、施主の諸条件への対応手段として採用できるならば、そうもいっていられません。それでもきとんと気密性や湿気・結露へは十分配慮しないといけません。
今回は話がまとまっていませんね。この位で切上げて、以下次回へ。
Kouji Oka
投稿者 staff : 10:00