2007年05月15日
帯のこ盤

こんにちは。会津の製材家 鈴木公です。
今回は、入谷建設工業製材工場内にある加工機械のうちから、3種類の「帯のこ盤」を説明したいと思います。
まず製材工場と言われて、最初に思い浮かぶのは、大きな丸太がノコギリのような刃物で切られているイメージではないでしょうか?これは「送材車付帯のこ盤」(通称「台車」)と呼ばれており、主に大割り作業(管柱・土台・梁、その他)を行います。ちなみに「台車」は、丸太と操作員が一緒に乗り込み、固定された帯のこ盤に動力移動するものです。
2つ目の「帯のこ盤」は「自動ローラテーブル式帯のこ盤」(通称「オートテーブル」)です。主に中割りや小割り作業に用いられ、造作材(鴨居・敷居・窓枠材 他)や下地材(床板・野地板・胴縁 他)を製材しています。
3つ目の「帯のこ盤」は、「テーブル式帯のこ盤」で(丁張杭・丁張貫 他)を製材しています。
丸太を挽く際にはまず「木取り」を行ないます。いかに効率よく「木取り」をするか、これが製品の良否だけでなく、経済的な面にも影響を与えてきます。それだけにこの「木取り」は大事な作業のひとつで、丸太と向かい合ってきた長年の経験と、職人としての勘が重要になってきます。
また、これらの「帯のこ盤」は、便利な反面、危険もかねそろえています。安全を最優先に考え、TBM・KY掲示板を工場入口に常設し、毎朝、作業に入る前に危険予知活動としてミーテングを行い、一人、一人に今日の仕事内容と、どのような危険が考えられるか、その対処方法は何かを発言してもらい、安全管理に努めているのです。
Akira Suzuki
投稿者 staff : 10:00