スタジオブログ

2007年07月21日

気配を伝える暮らしの中の言葉


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鳥の目、虫の目 第6話
「気配を伝える暮らしの中の言葉」
 

こんにちは。ASJ会津スタジオの長谷川 光一です。


●人は立ち上がったり座ったりする時に、「よいしょ」や「どっこいしょ」などと思わず口にする事があります。

●これらの言葉は、お年寄りがよく使うとか、単なる独り言の様ですが、実はとても素敵な意味が隠れているのです。

●家族同志であっても、家庭生活においての公私の切替は大切な事です。プライベートな空間に身を置きたい場合も有れば、逆に家族の居所を探したい場合も有ります。

●日本の家屋の場合、部屋と部屋の仕切りには襖が多く用いられました。簡単に開閉出来ても、容易には開けない無言のルールがあり。それによって個の空間が成立しました。

●私は今、隣の部屋に居ます。私は今、この部屋から動きます。存在と行動をさりげなく伝える事が、生活の中で必用でした。

●子供が誕生日にお母さんの絵をプレゼントしたくて、こっそり描いているのに、隣室にお母さんがやって来ては、見つからない様にと落ち着きません。

●熱を出して寝ている時に、ふと目を覚まして一人きりは不安なものです。襖越しに誰かの物音を聞いただけで、また安心して眠りにつけるというものです。

●「よいしょ」や「どっこいしょ」とは掛け声であり、掛け声とは、人に呼びかける声という意味があります。それは、何気ない呟き。ただの独り言。そして、気配を伝える為の無意識な形のメッセージなのです。

●さりげなく「よいしょ」や「どっこいしょ」が聞こえるのは、心温まる家。ほのぼの家族が暮らす家。そんなふうに感じます。


Koichi Hasegawa

投稿者 staff : 10:00

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