2007年09月28日
「うだつ」

こんにちは、クライアントパートナーの山浦です。
今回も建築から言葉になった言葉を取り上げてみました。
「うだつ」(卯建)という言葉を知っている方も多いと思いますが、「うだつ」(卯建)は屋根のついた小さい壁で、1階屋根と2階屋根との間に、張り出すように設けられているものです。
本来、町やが隣り合い連続して建てられている場合に、隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られました。
後には、装飾的な意味に重きが置かれるようになり、自分の財力をアピールするための指標として、関西地方を中心に商屋の屋根上にお互い競って立派な「うだつ」卯建をつけられました。
江戸時代中期に作られるようになったといわれています。
設置するにはそれなりの費用も要し、比較的裕福な家に設けられることが多かったことから、慣用句でも使われる「うだつがあがらない」の語源になっています。
仕事などで成果がでず、さきの見込みがない状況を言います。
今日、うだつのある町並みは少なくなっていて、徳島県美馬市脇町、岐阜県美濃市が有名で、地域の象徴的な存在として、保存に努めているそうです。
ちょっとした豆知識でした。
それではまた次回に。
Jyuichi Yamaura
投稿者 staff : 10:00