スタジオブログ

2007年10月22日

白太と赤身

Taxus_wood.jpg

会津の製材家鈴木公です。
今回は、国産材(杉や檜)にまつわる“白”“赤”について書き込んでみます。

杉丸太の集積場や、入谷建設工業の製材工場に積んである、杉の丸太の切口を見てもらうとわかるのですが、外側の部分と中心の部分とでは色が違います。外側で色が淡く白い部分を“辺材”、内側で色が赤い部分を“芯材”と呼んでいます。辺材と芯材をその色から“白太”(しらた)“赤身”(あかみ)とよんでいます。

面白い話として、木材を取扱う私達の間では、国産の杉材や檜材を『源平』(げんぺい)ということばを用いて取引をおこなうことが、しばしばあります。
『源平』とは“白太”や“赤身”が混じった柱材や板材を指して呼んでいます。これは「源氏の白旗」と「平家の赤旗」をもじり『源平』と呼んでいるそうです。

赤(心材)は、辺材の細胞が死んで変質したものといわれ、硬く腐りにくく、虫に強く、丸太の芯の部分からしか取れず、木材の世界では、「平家の赤」が「源氏の白」より、高級材とされているのです。


Akira Suzuki

投稿者 staff : 10:00

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