2007年12月14日
夜のあかり③

だいぶ間が空いてしまいました。
・・忘れていたわけでは、ありません。
(もー、気になって気になって、いました。)
今回は照明器具の効率について少しお話します。
結論からズバッと言ってしまうとインバーター器具(蛍光灯)です。今、容易に手に入る機器で効率の最も良い器具ですね。
インバーターってなに?? という声が聞こえますね。
で、再確認のつもりで調べてみました。
■インバータとは
直流電力から交流電力を電気的に生成する(逆変換する)電源回路、またはその回路を持つ電力変換装置のことである。
逆変換回路、逆変換装置などとも呼ばれる。制御装置と組み合わせることなどにより、省エネルギー効果をもたらすことも出来、近年、利用分野が拡大している。
インバータと逆の機能を持つ回路(装置)は整流器(順変換器)。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
わからん??。
モーターなどは on/off 以外に回転数の制御を行う事ができることから省エネになるらしいです。で、照明はどの部分で省エネになるのか?・・・蛍光灯の点滅サイクルを(商用電源の50/60Hzのこと)上げることで(機器内に取込んだ電気)省エネになるそうです。(発光の効率が上がるらしいです。)
あと、チラツキが少なくなる(点滅が早いため)効果もあるそうです。
カタログを見ると蛍光灯器具でインバーター表示の無いものは減ってきています。器具そのものが安価なものには残っているようです。
ちょっと見たカタログの直管蛍光灯器具でインバーターの有無を比較できる物がありました。
カタログ定価での比較です。
(インバーター) 有り 無し 有に対して
・20W直管+電球の器具 15,750円 11,500円 136%
・20w直間のみ 8,190円 4,410円 185%
・ 〃 6,825円 3,990円 171%
・ 〃 7,245円 3,937円 184%
結構割高ですね。本体価格が安くなるほど割高になります。
単純に考えても回路が増えるわけですから当り前ですね。
もっと高額品の物で比較できないかな?・・と探してみると、無い!
あるメーカーの試算にランニングコストの比較(10年間)があったので見てみました。電気代は約半分です。6室に主照明が1灯ずつの条件で、調光も使用しての試算でした。電気代の差額が ¥130,000.- 程度でしたので、130,000÷(12×10×6)≒181円/月/1灯当たり、です。
上記の 15、750円の器具での差額 \4,250.- を電気代でペイするには、4,250円÷181≒23.5ヶ月ですから、2年でO.Kですね。(これは、試算の結果を基に大雑把で単純な計算をしていますので、正確さについては御勘弁を、あくまで傾向を見ているので・・)。
照明器具代金は通常どのくらいかかるでしょうか?器具の選定で大きく変りますから、床面積に対して仮に 5,000円 としてみましょう。
6室(6帖間×9.94) =59.64㎡(これを60%とします←だいぶ前のブログより)
収納部(15%) =14.91㎡
共用・水廻り部(25%)=24.85㎡
合計 99.4 ≒ 100.0 ㎡ですから
5,000円×100 =500,000円(当初の器具代)
この金額の半分が6室の器具代だとして
500,000円×40%÷2=100,000円(増額分)
主要6室のみの電気代で計算すると、
100,000円÷(181×6)=93ヶ月 (7.8年) ・・長い
4,000円/㎡だと、
4,000円×100÷2×0.4=80,000円(74ヶ月、6.2年)
3,000円/㎡だと、
3,000円×100÷2×0.4=60,000円(56ヶ月、4.7年)
きりがないので・・・
インバーター器具を使用した差額は電気代の差額でペイできて、
5年から8年以降が一つの目安・・といえるでしょうか。?
この辺の事もASJスタッフ(特に建築家)に御相談ください。
実際に照明器具を選定する段階で、メーカーにシュミレーションを依頼する
事もできます。もう少し現実的なデータが得られると思いますよ。
ではまた次回に。
Kouji Oka
投稿者 staff : 10:00